10月も終わりに近づき秋が深まってきましたね。札幌では初雪も降り、秋というより初冬という寒さになりました。今年の初雪は平年より8日早く、昨年より何と22日も早かったそうですよ。10月の初雪は実に7年ぶりなのだとか。
寒くなると恋しくなるのが温かい飲み物ですよね。温かい飲み物にはココアや紅茶などいろいろありますが、今回はその中からコーヒーをピックアップ。
コーヒーを淹れる時間がさらに楽しくなる、可愛いコーヒーフィルター入れをご紹介します♪
コーヒーが好きでよく飲むという方は結構多いのではないでしょうか。家事や仕事の合間にコーヒーを淹れるという話はよく聞きしますし、こだわりの一杯を出してくれるおしゃれなカフェもたくさんありますよね。
こちらのコーヒーフィルター入れ、アトリエをやっていたときは中級コースの講習作品でした。
中級コースはコースの課題作品の中から作りたい作品を自由に選んでいただくシステムだったのですが、このコーヒーフィルター入れを選ぶ生徒さんはかなり多かったです。
やっぱり可愛く収納したいですものね。よく使うものならなおさらです。
コーヒーフィルターが入っていないとこんな感じです。作品の縁にぐるりとレースを貼り、ナチュラルな可愛い雰囲気を目指しました。
外側の生地はピンクの花柄が可愛らしい、リボンやいちごが描かれているとっても私好みな柄です。内側はピンクのギンガムチェック。このチェック柄は以前ご紹介したプチバスケットの内側と色違いです。
プチバスケットの記事はこちら⇒お家のあちこちで活躍する小さな名脇役♪ 革の持ち手がついたプチバスケット
前面のカーブはちょっと複雑な形になっています。
こういう形は型紙を作っておくと、もう一度作りたい時に便利ですよ。型紙はケント紙や画用紙などの厚みのある紙で作ると使いやすいです。
以前の記事で型紙の作り方について触れているので、よろしければこちらもどうぞ。
型紙の詳しい作り方はこちら⇒カルトナージュにおける曲線デザインの描き方・切り方・考え方 マグネットボード編
作品の厚みがわかるように違う角度からも撮ってみました。
中には100枚のコーヒーフィルターが入っています。大量売りのものはわかりませんが、一般的には100枚入りで売っているものが多いですよね。サイズは2~4杯用のものです。
このコーヒーフィルター入れは台形のコーヒードリッパーに合う形のものです。底面が小さくて不安定そうに見えますが、意外にも(?)実物は普通に安定しています。
側面の傾斜がわりとキツイので、内貼りのケント紙のサイズ調整が少し難しいかもしれません。
上からも撮ってみました。コーヒーフィルターが綺麗に整列していていますね。
上でも書きましたが前面のカーブが複雑な形になっています。カッターでこの形にカットするのですが、慣れないうちは大変ですよね。
コツがわかると綺麗にカットできるようになりますよ。練習あるのみです。
こちらの記事でカーブのカットについて少し載せています(本当に少しですが)。曲線デザインの考え方にも触れていますのでよかったらご覧ください。
カーブのカットについてはこちら⇒カルトナージュにおける曲線デザインの描き方・切り方・考え方 ティッシュボックスの蓋編
作品の後ろ側はこうなっています。
本当は壁掛け金具をつけて、「置き型でも壁掛けでも使えるのですよ~」とやりたかったのですが、まんまとつけ忘れました。あちゃー。
壁掛け金具をつけるとキッチンのフックなどにぶら下げても使えるのでさらに便利になりますよ。
金具は上から2~3cmくらいのところにつけるとバランスが良いと思います。
この作品はとにかくカーブ!なめらかな美しい切り口を目指して頑張りましょうね。
ちなみに記事の一番上で使ったこの写真…。
マグカップにはちゃんとコーヒーが入っていたのですよ~。
撮影してから美味しくいただきました♪
使用したマグカップはウエッジウッドのワイルドストロベリーです。やっぱりいちご柄が好き♡色もピンクで可愛いのですよ。お気に入りです。いっぱい飲めるし(笑)
いかがでしたか?
今回は台形型のコーヒーフィルター入れをご紹介しましたが、我が家で使っているドリッパーは実は円錐型だったりして…。
円錐型用のコーヒーフィルター入れも当然作りたいと思っていますのでその時はまたお付き合いくださいね。コーヒーフィルター入れは色々な形に展開していけそうでワクワクします。
今回もパピエコトンのブログにお付き合いいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう♪