今回はカルトナージュ作品のご紹介です。革の持ち手がついた小さな箱、プチバスケットです。
こちらの作品、懐かしいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このプチバスケットはアトリエをやっていたときの体験レッスンの講習作品でした。ありがたいことにたくさんの方に受講していただき、数えきれないくらいキットを作りました。
目立つ存在ではないけれどお家のあちこちで活躍する、インテリアの名脇役といえるこのプチバスケットを改めてご紹介します♪

小さな箱に持ち手がついている、その名のとおりの小さなバスケットです。
何気ない作品ですが細々としたものをスッキリ収納できる、とても便利な作品なのですよ。

今回作ったプチバスケットはふたつ。ナチュラルな雰囲気な動物柄と、モリスのWILLOW BOUGHS(ウィローボー)の柄です。

まずは動物柄からお見せしますね。

綿麻生地の動物柄はうさぎとフクロウ、りすが描かれた可愛らしい柄。私はこういう森に住む動物たちを描いた生地が大好きなのです♡

アトリエをやっていた頃から動物柄が好きで、当時は(今もですが)布に描かれた動物たちのことを『森の仲間』と呼んでいました。
動物柄の生地を買った時は「また森の仲間に呼ばれちゃった~」なんて話していました。文章にするとちょっとヤバいですね。

寝てるうさぎさん可愛い~♡
ところどころ、柄が逆向きになっています。こういう生地にありがちですね。逆向きでも可愛いので私的には全然OKです。むしろ色々な表情が見られてありがたいくらいです。

モリスはWILLOW BOUGHS(ウィローボー)、柳の枝の柄です。

私は旧姓に柳の漢字が入っているのですが、そのせいかこの柄がとても好きです。なんだか落ち着きます。

でも、子供の頃は旧姓の『柳』の漢字がどうしても好きになれずにいました。何だか幽霊が出そうな雰囲気が嫌で…。

大人になってから、「柳に雪折れなしって言うし、いいじゃない~」と言ってくれた方がいて、やっと受け入れられるようになりました。
この柄を素直に「好き」と思えるのも、この方のおかげですね。
まぁ、人生で困難は少ない方が良いですが…。
あと、モリスが見ていた柳は日本のものとは品種が違うと思います、多分。

さてさて、そんなウィローボーの生地を使った作品は、なんとこれで3つめ。
せっかくなので3兄弟で写真を撮ってみました。

みんな揃うとますますいい感じ。ちなみに全員リビングで活躍しています。

ウィローボーの生地を使ったカルトナージュ作品はこちら⇒蓋にキルト綿をくるむときの角の処理をざっくり解説 落とし蓋の箱

こちらもウィローボーを使っています⇒あると便利な道具と一緒にご紹介 シャポースタイルの箱

話をプチバスケットに戻しましょう。

この作品の特徴というと、やはり革の持ち手ですね。1.5cm幅の本革の革テープを使用しています。

持ち手をつける部分には、あるひと工夫がされています。ちょっとしたことなのですが、美しく仕上げるための大事なひと手間です。
ブログでお見せできたらよいのですが、文章で説明するのがなかなか難しくて…。
またどこかで講習会ができたらいいな~と思いつつ、製作途中の様子を載せておきますね。

体験レッスンを受けたことがある方は、これを見て思い出してくれたら嬉しいです。

作品の内側の素材は、外側の生地の雰囲気と合わせて選びました。
動物柄の方は焦げ茶色のチェック柄の布を使いました。このチェックがまた細かくて…。老眼には柄を合わせるのが辛かったです。

モリス柄の方はもっと濃い茶色のスキバルと迷ったのですが、持ち手の色と合わせてこの明るめの色を選びました。

さて、中に入れる物ですが、動物柄の方はこんな感じで使っています。すでにミシンの隣が指定席です。

目打ちやはさみ等の先の尖った道具を入れても穴があく心配がないので大活躍しています。
作業で疲れた時に見ると動物たちが心がなごませてくれるという癒し効果も発揮してくれていますよ。

モリス柄の方はこれからの季節に欠かせない、保湿グッズ入れとして使っています。保湿グッズは今まで色々なものを使ってきましたが、今はこの4点に落ち着いています。

私はハンドクリームを2種類使っていて、べたつかないのに適度にうるおうユースキンシソラは日中用、しっかり保湿してくれるアベンヌは寝る前用、と使い分けています。

ヒビケアは冬の必需品です。ひどくなる前に、ちょっとでもアヤシイと思ったら塗るようにしています。

DHCのリップクリームは乾燥が気になった時にぬりぬり。年中使っています。

いかがでしたか?
カルトナージュは暮らしに役立つ雑貨を作れる楽しいクラフトです。これからも色々な作品をお見せしていきたいな~と思っています。

そのうち『カルトナージュに向いている人5選!』とか、『カルトナージュでおすすめの作品10選』などのYouTuberのような企画もやってみたいですね。

今回もパピエコトンのブログにお付き合いいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう♪