カルトナージュを趣味としている方でしたら、アクセサリーケースを作ってみたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
細かい仕切りをつけたり、引き出しをつけたり…。自分好みの可愛いアクセサリーケース作りは憧れですよね。
素敵だけど難しそうと感じている方もいらっしゃるかもしれません。
そういう方におすすめなのが今回ご紹介するリングケースです。
難易度の高い大作に挑む前に、手のひらサイズの小さな作品からチャレンジしてみるのもいいですよ♪

綿の入ったふっくらした蓋を開けると、小さな箱の中にはお気に入りの指輪だけが並んでいる…。
キラキラした箱の中を想像するだけで心がときめきますよね♡
リングケースはカルトナージュの中でも乙女度が高い作品。それぞれの思う『カワイイ』を存分に表現してほしいと思います♪

今回は薔薇柄の生地で作ったものと、蓋にクロスステッチをあしらったものの2つご紹介します。
違いがわかりやすいように並べて写真を載せますね。イメージの参考になりましたら嬉しいです。

薔薇柄の生地で作った方は、柄の雰囲気に合わせてレースと巻き薔薇の飾りをつけました。
これはレースに巻き薔薇を縫い付けたものをボンドで蓋に貼っています。
巻き薔薇は市販のものです。カナリヤさんの3階で購入しました。
レースはコンパクトミラーで使用したものと同じ、ヨーロッパの古いレースです。
薔薇柄の生地はYUWAさんのもので、花形のクーペルギフトボックスでも使用しました。

クロスステッチは36ctのリネンに2目でステッチしたものです。
私は基本的には28ctのものにステッチしますが、小さな作品に合わせたいときは36ctのリネンを使います。

図案は『久家道子の素敵な刺繍 プチポアン』という本を参考に刺しました。

本当でしたらプチポアンという技法の刺しゅうの図案です。それをクロスステッチに転用しました。
こちらは雄鶏社の古い本なのですが、何年か前にたまたまマリヤさんで見かけて購入しました。
マリヤさん(マリヤ手芸店)にはもう本屋さんでは見かけない本が置いてあったりするので、よ~くチェックすると思いがけない掘り出し物が見つかります。

マリヤさんのHPはこちら⇒マリヤ手芸店

どちらの作品にも蓋にシート状のキルト綿が入っていて、薔薇柄の方は1枚、クロスステッチの方は2枚入っています。
クロスステッチの方がよりふんわりしているのがわかるでしょうか。
綿の枚数はお好みでOKですが、枚数が多くなると布でくるむのが難しくなります。

クロスステッチの方は、箱に薄いグリーンのモアレを使いました。
さらに側面にピコフラワーというテープを貼っています。これは両面テープで簡単に貼れますよ。
私が使っているのは『ピコフラワー』という商品ですが、リボンで有名な木馬さんにも『フローラルテープ』という商品があります。

蓋を開けるとこんな感じです。
クロスステッチの方は蓋がすぐに閉まってしまうので、シルバニアファミリーのお母さんに蓋を支えてもらいました。

薔薇柄の方は内側にピンクのモアレを使いました。モアレは木目調の模様や生地の光沢が美しいですよね。
そんな魅力的な生地のモアレですが、ボンドで貼り合わせにくい時があります。
ボンドの塗る量が多いと接着に時間がかかります。薄めに塗ると貼り合わせやすくなりますよ。スキバルを貼る時と同じ要領です。

蓋の内側に薔薇の小さなモチーフレースを貼って、蓋を開けても薔薇を楽しめるようにしました♡

クロスステッチの方は蓋がすぐ閉まってしまって内側の写真が撮れなかったので、この角度は薔薇柄のものだけで失礼します。

箱の内側には指輪を挟むクッションが3本入っています。このクッションの作り方を覚えるのが、リングケースの1番のポイントです。
作ってみると「なるほど~!」という感じですかね。
意外と簡単だわ~♪という感想も良く聞きます。そうです、カルトナージュは難しいものではないのですよ。
このクッションの作り方を覚えると、どんなアクセサリーケースにも対応できるようになります。覚えておいて損はありません。

この作品には、指輪のボリュームにもよりますが6つほど入るでしょうか。
箱はそれなりに高さがありますので大きな石の指輪でも大丈夫です♡

今回もパピエコトンのブログにお付き合いいただきありがとうございました。
ご紹介したリングケースを作れるようになるのが、アクセサリーケース作りの第一歩とも言えると思います。
指輪を挟むクッションの他に、綿が入った蓋や蝶番で箱と蓋をつなげる工程など、さまざまなカルトナージュのテクニックが盛り込まれています。
これらのテクニックはこれから先の作品作りに必ず役立ちます。
初心者さんが中級者にステップアップするのにおすすめな作品でもありますので、ぜひ作ってみてくださいね。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう♪