前回の記事から引き続き、今回も持ち手穴付きの箱についての記事です。
後編である今回は、内貼りのケント紙の作り方と布の貼り方を説明していきます。前の記事と合わせると持ち手穴の部分が完成しますので、合わせてご覧くださいね。
前回の記事はこちら⇒詳しい写真と解説付き 持ち手穴付きの箱・前編-外側の布の処理の仕方
前回の記事は外側の布を貼り、持ち手穴の部分ののりしろを折り返すところまででしたね。
ここまでできました。
今回はその続き、内側の仕上げをやっていきます。前回の記事では工程⑮までいきましたので、今回は⑯から始めたいと思います。
⑯.まず内側の底をケント紙と布で仕上げておきます。それから、持ち手穴の面のケント紙を合わせて、サイズを確認します。
⑰.ケント紙を箱の内側の底とぴったり合わせた位置に置き、利き手と逆の手でケント紙をしっかりおさえながら、持ち手穴に沿ってケント紙に線を引きます。
写真では撮影できなくなるのでおさえていませんが、ケント紙がずれないように手でしっかりおさえて線を引いてくださいね。持ち手穴の位置をきちんと合わせるのがポイントです。
(文字がかぶってしまいました…すみません)
⑲.⑱で引いた線を定規で整えます。
⑳.⑲の線より2mm外側に線を引きます。内側の線が⑲で引いた線です。
シーチングやオックス程度の厚みでしたら2mmで大丈夫ですが、使用する布の厚みに合わせて調節してください。
㉑.外側の線を定規とカッターでくりぬきます。わかりやすくするために、このくりぬいた部分を『窓』と呼ぶことにします。
㉒.箱の内側に合わせて窓の大きさを確認します。持ち手穴と窓の間が2mmずつあいていればOKです。
厳密に2mmじゃなくても構いませんが、小さすぎると布を貼った時に持ち手穴からはみ出す可能性がありますので、窓を広げてあげましょう。
間が不揃いな場合は、持ち手穴と窓の間が一番大きくあいているところに合わせて調節します。
㉓.㉒のケント紙を内貼り用の布に貼ります。
㉔.窓ののりしろは前回の記事の⑥、⑦と同じようにY字に切り込みを入れ、のりしろを1cm程度に切り揃えます。角の布もカットします。
㉕.ケント紙の上下ののりしろと、窓ののりしろを折り返して貼ります。
のりしろを折り返すときはケント紙にしっかり合わせて貼ると、ビシッとした仕上がりになります。
窓の角はへらで整えてあげると綺麗な角になります。なるべく直角になるように仕上げましょう。(前回の記事の⑮参照)
㉖.㉕を箱の内側に貼ります。
これで持ち手穴の面の内貼りができました!もう片方の持ち手穴の面も同じように作り、残りの側面も仕上げると、持ち手穴付きの箱の完成です。お疲れ様でした~!
なるべく細かく説明したつもりですが、わかりにくい箇所や不備があったと思います。ブログ上ではやはり対面レッスンのようにはいかず…。どうかご容赦くださいね。
初めての方も、久しぶりでやり方忘れちゃったという方も、前回と今回の記事を参考に作ってみてください。
いちご柄のこの作品は、キッチンで使いたくて作りました。
キッチングッズは明るい色のものが好きなのと、最近人生で何度目かのいちご柄ブームがきているのでこの柄を選びました。
いちご柄には赤いギンガムチェックが一番合うはず!という謎のこだわりから、内側が赤いギンガムチェックになっています。
箱は結構大きめで、写真を撮るのに上手くおさまらず苦労しました。
サイズ感がわかるようにお気に入りの本を入れてみました。
赤毛のアンは何度読んだかわからないくらい好きです。ミーガン・フォローズ主演の映画も好きでした。『アンという名の少女』も楽しみに見ていたのですが、途中で終わってしまって残念。
ナルニア国物語は毎年クリスマスが近くなると読みたくなります。映画も好きでした。ルーシーがまんまルーシー!って感じで、可愛かったです。
不思議の国のアリスは、子供の頃は意味が分からなくて途中で断念。大人になってからやっと面白さがわかりました。
水色のワンピースに白いエプロンというアリスのファッションに憧れた方も多いのでは?私もその一人です。
他にも児童文学は好きな作品が色々あって、『トムは真夜中の庭で』とか誰か映画化してくれないかな…とひそかに思っております。
あら、話が逸れちゃいましたね。最近いちご柄が好きで色々集めているのですが…。
いちご柄の生地を他にも買ったり…。松山敦子さんの生地です。可愛い♡これはキッチンで使う敷物にする予定です。
セリアでいちご柄グッズを買ったり…。
そんな感じで過ごしていたのですが、この前お友達と会ったら、なんといちごのアクリルたわしをプレゼントしてくれました!
(手編みです!可愛い~♡)
まだいちごにハマっていることを話していなかったのに、なんで知ってるんだろう⁉と驚きました。そしてとっても嬉しかったです♪ありがとうございます。
今回もパピエコトンのブログにお付き合いいただきありがとうございました。
後半はほとんど余談という感じでしたが、ブログはSNSより見ている人も少ないですし、その分自由にカルトナージュのことや自分のことを書いていきたいと思っています。どうぞお付き合いくださいね。
それでは、次の記事でお会いしましょう♪