ダストボックスというと色々な形がありますが、今回は卓上にも置くことができる小さなダストボックスを紹介します。この作品の特徴は蓋の形ですね。こんな風に蓋がカーブしているのは珍しいのではないでしょうか。


(アトリエパピエ75のレシピより)

ミツバチ柄のキュートなダストボックス、作品の上部が半円のような形をしていて、蓋もカーブしています。このカーブの形が綺麗に仕上げることができると作品がぐっと美しく見えるので、丁寧に形を作りましょう。
カーブしている部分は紙のしなりを利用します。紙にはしなりやすい方向、しなりにくい方向があり、しなりにくい方向では形が上手く作れません。カートンをカットする前にカートンのしなる向きを必ず確認しましょう。

作品を上から見てみました。内側には花柄生地を使用しています。ミツバチ=花の蜜を吸う、というイメージがどうしても頭から離れなくて、花柄になりました。
この角度で見るとよくわかりますが、蓋のツマミは蓋を開けやすくするだけでなく、蓋が回転しないようにするストッパーの役目も果たしています。蓋の方が箱よりも小さいので、何かしらのストッパーがないと蓋がくるくると箱の中で回転してしまうのです。なのでこの蓋には金具必須です。

作品を真横から撮ってみました。真横からの写真って珍しいですね。こうしてみると箱と蓋のカーブの形がよくわかります。蓋の形がいびつだと箱の中でスムーズに動かなくなりますので、形を綺麗に整えましょう。

形も柄も可愛いのでダストボックスとして使用するのが何だかもったいなくて、アトリエではこんな感じで使っています。

カルトナージュ作品が花器に大変身です!花があると机の上がパッと華やかになって良いですね。中に入っているのは本物の花ではなく造花(アートフラワー)です。造花だと水が必要ないのでカルトナージュにピッタリですよ♪