横長の箱型の作品ですが少し変わった蓋にすぐ目が行きますね。今回の作品はこの蓋の開き方に特徴があります。作品名は『Plumier avec rabats』と言います。さてどのように開くのか見ていきましょう。


(Sandra Hosseini著 Tout sur…Le Cartonnnageより アトリエパピエ75にて)

今回のカルトナージュ作品は、『Plumier avec rabats』です。『Plumier』とは筆箱のこと。カルトナージュで作ったペンケースです。
アトリエの生徒さんからも「これどうやって開けるんですか~?」とよく聞かれます。さて、いったいどうやって開けるのでしょうか?

ちょっとだけ蓋が開きました!こんな風に開くのですよ~。アトリエでも蓋を開けて見せると「おお~」という驚きの声が上がります。
蓋の上にちょこんと乗っている物はバックルのような役割を果たしているのですね。

完全に蓋が開きました。中には仕切りがあり、まさに筆箱として使いやすそうな形です。細長い部分にはペンや短めの定規など、左側の小さなスペースには消しゴムや修正テープなどを入れられます。

この作品はピンクのスキバルとプリントペーパーで作りました。ペーパーは2柄組み合わせていて、外側と蓋の裏側は天使柄のペーパー、箱の内側はバラ柄のペーパーを使っています。

仕切り部分をアップで撮ってみました。この仕切りは箱の側面よりも背が低くなっているので、内側面のケント紙は細かい調整が必要になります。

同じ形の素材違いもあります。こちらは布クロスとラベンダー柄の生地を使いました。

蓋を開けるとこんな感じ。外側と同じ生地で内側も作りました。
ステーショナリーのレパートリーを増やしたいときにオススメの作品です♪