カルトナージュでは、内貼りにはケント紙を使うのが定石ですよね。
布で作る作品でも、紙で作る作品でもそれは同じです。いえ、同じでした。
なぜ過去形かというと…ケント紙を使わないカルトナージュに挑戦してみたからです。
そうです、今回挑戦した作品ではケント紙を1枚も使わないのです。
1枚も、ですよ!
初めての作品ですので見苦しい点もありますが、面白い作品ですのでご紹介しますね。
あたたかい目で見てくださったら嬉しいです♪

作品名は手紙差し。その名のとおり、一見普通のレターラックに見えます。
仕切りもついていて使いやすそうですよね。

実はこの仕切りこそが、今回挑戦してみた大きな理由なのです。これは後ほど説明しますね。

まずはいつも通り作品を詳しく見ていきましょう♪

外側はピンクの毛皮状の起毛紙、内側はヴィクトリアン風のプリントペーパーを使いました。

このプリントペーパー、色合いも柄も本当に好み♡何枚買ったかわからないくらいリピートしています。
猫ちゃんや天使などもプリントされていて、可愛いのですよ~。

ピンクの起毛紙はどんな柄にも合わせやすく、紙の向きをあまり気にせずに使えるので重宝しています。

プリントペーパーはこちら⇒プリントP祝賀 イタリア

起毛紙はこちら⇒起毛紙 毛皮風 ピンク フランス

手前に横長のカード、奥に縦のポストカードを入れてみました。
このように飾りながら収納できるのですよ。素敵ですね♡
チェストの上に置いたら素敵なインテリアになりそうです。

プリントペーパーの雰囲気に合わせて、ピコフラワーというりぼんのテープと薔薇のモチーフレースを貼りました。
ピコフラワーはほつれてきやすいので、両端を折ってから貼っています。

作品の背中側はカーブのあるデザインにしました。
ここの内貼りには苦戦しました~。
内貼りのケント紙がないので、プリントペーパーのサイズ調整が難しいのなんのって…。

カルトナージュ経験がある方は写真を見てすぐ気が付かれたと思いますが、ふちの見え方が均一になりませんでした。
左側の方がふちの見え方が細くなっています。

言い訳をするようですが、調整する段階では均一に見える大きさに整えたはずなのです。
でも、いざ貼ってみるとご覧のとおり…。なぜ⁉

プリントペーパーの調整の難しさはこの後も続きました。

左側の側面です。こちらのプリントペーパーも、ふちギリギリすぎました~。
本体からはみ出さなくてよかったです。
これもちゃんと調整したつもりだったのですが、甘かったのですね。

こちら側のプリントペーパーはちょうどよいサイズに調整できました。
三度目の正直という感じでしょうか。少~し、コツをつかんだようです。

それにしても、ケント紙がないだけでこうも感覚が違うとは。
この作品を作り始める前は、こんなこと全く想像もしていませんでした。

内側には仕切りが2枚ついています。

前回の記事で箱と高さが違う仕切りのついた作品をご紹介しましたが、今回の作品はそれとはまた仕切りのつけ方が違います。

この仕切りの作り方が面白いんです!こんなつけ方もできるのか~という、新しい発見になりました。

実は今回ご紹介しているこの手紙差し、修業時代にアトリエパピエ75で購入したテキストに掲載されている作品なのです。

テキストを購入した当時からこの作品のことは知っていましたが、
「作業が細かくて難しそう…」
「上手く作れる気がしない…」
「レターラックなら他にもあるし…」
などという消極的な理由から敬遠していました。

ですが前回の作品を作って、今回の仕切りの作り方を思い出したのです。
この仕切りのつけ方をマスターしたら、生徒さんに提案できる作品の幅も広がります。

これは講師としてチャレンジしなくてはならないと思いました。

「よし、思い切って挑戦してみよう!」

そして完成したのがこの手紙差しです。
初めて作ったので仕上がりはちょっとアレですが💦
一応作品として完成して、安心しました。

今はまだ人様に教えられる段階にありませんが、色々なパターンで研究してからレッスンの作品に加えたいと思っています。
楽しみにしていてくださいね♪

作品紹介に戻りましょう。
底にはふちを45度に面取りした台座がついています。
これもなかなかの難関でした。カットする距離が長いのです。

私はカッターで面取りしましたが、ここまで長距離だと綺麗にカットするのも大変ですし、専用の道具があった方がいいかもしれません。

『マットカッター』という45度にカットできるカッターがあるみたいです。
主に額装で使われるカッターのようですね。
フレームを作る時にも使えそうだし、ちょっと興味がわきました。

作品を後ろから見た様子です。すっきりした後ろ姿。念のため載せておきますね。

こちらは上から撮った写真ですが…暗くてすみません。あまり参考になりませんね。
本当は底の方まで見えるとよかったのですが、写真を明るくすると白く飛んでしまって。これが限界でした。

今回もパピエコトンのブログにお付き合いいただきありがとうございました。

ケント紙を1枚も使わないカルトナージュの手紙差し、いかがでしたか?
実際作ってみて、確かに作業は細かかったですが大変ではありませんでした。
それよりも楽しい!
カルトナージュの奥深さをまたひとつ掘り下げることができて、新たな発見になりました。
いずれレッスンの作品に加えますので、その時はぜひ挑戦してくださいね☆

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それでは、また次回の記事でお会いしましょう♪