カルトナージュには様々な作品がありますが、やはり『箱』を作りたいという方は多いと思います。
そして手作りするのであれば、ただの四角い箱で終わらせたくないという気持ちになりますよね。
今回ご紹介する作品は、箱のレパートリーを増やしたい方にぴったりの作品です♪
今回ご紹介するカルトナージュ作品は、中箱付きの箱です。パピエコトンでは上級コースの作品になっております。
ちょっと角度を変えて。この角度の方が作品の形がわかりやすいでしょうか。
蓋には薄手のキルト綿(シート状の綿)を2枚重ねて入れています。
箱にはピンクのギンガムチェックの生地を使いました。どんな柄とも相性が良いので、最近この生地ばかり使っています。
ワンポイントにちいさなモチーフレースを貼りました。これも可愛くてお気に入りです♪
蓋にはクロスステッチした布を使いました。14ctのアイーダです。
色々なスタイルのばらの花を3つ、クロスステッチで刺しました。りぼんで束ねられているのが可愛いです♡
図案は『オノエ・メグミのクロスステッチ イングリッシュガーデンと少女』という本を参考にしました。
この本は増補版もあるらしいですね。私が持っているのは古い方なので、そちらも見てみたいです。
クロスステッチと合わせて、りぼんの飾りもつけました。りぼんの幅は4mm、木馬のグログランです。
作品の外側の説明が長くなってしまいましたが、中箱付きの箱という名前の通り、この作品のポイントは箱の中にあります。開けてみましょう♪
箱を開けるとこんな感じになっています。
ちゃんと中箱が入っています。
内側の生地は、YUWAの『ribbon and rose』という生地を使っています。色はA:Natural。薄い色合いの生地は箱の内側に使いやすいです。
蓋は蝶番で箱とつながっていて、りぼんで固定しています。
箱と蓋を蝶番でつなげる方法は、カルトナージュを始めたら絶対に覚えた方がいいテクニックです。これが出来ると箱作りの幅がかなり広がります。
間をつなぐりぼんは、見た目が可愛いだけでなく蓋を支える役割があります。今回は9mm幅のものを使いました。
このりぼんにも見栄えがする長さと角度がありますので、蝶番のつけ方と一緒にそちらも覚えるといいですよ。
りぼんは左右どちらにつけても構いません。使いやすい方につけましょう。
私は右利きですので、邪魔にならない左側につけることが多いです。
中箱は箱の中で左右にスライドさせることができます。
右側でも左側でも、使いやすい方によせて使いましょう。
中箱をスライドさせるシステムはとても便利ですので、この作り方もぜひ覚えてくださいね。
この箱の内側のピンクのギンガム部分の上に中箱が乗るわけです。
中箱が小さすぎるとギンガム部分に乗りませんし、大きすぎると箱に入らなくなってしまいます。
細かくサイズ調整して、ススス~ッとスムーズにスライドする中箱にしてくださいね。
箱から中箱を取りだすとこんな感じです。
中箱がある時より大きく感じますね。写真では小さく見えるかもしれませんが、案外収納力がありますよ。
さて、ここからはいつもの(?)私の趣味のお時間です。
特に大きさ比較などの参考にはなりませんが…お付き合いください♪
可愛い~!ビスケットクマのみつごちゃんです。真ん中の子はおねんね中♡
着ているレースのお洋服もとってもラブリー♡
ちなみに左と真ん中の子が男の子、右の子が女の子みたいです。
赤ちゃんが赤ちゃんのお世話をしています。可愛い光景ですね♡
シルバニアちゃんたちは私の癒しです。
今回もパピエコトンのブログにお付き合いいただきありがとうございました。
中箱を入れる作品の作り方を覚えると、カルトナージュの幅がぐっと広がります。
中箱の大きさや高さを変えて、アクセサリー入れやステーショナリーケースなど様々な作品に展開することができます。
基本の作り方をしっかり覚えて、幅広くカルトナージュを楽しんでくださいね。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう♪