まるでバッグのような形の作品。底面は角ばった長方形ですが、上部は楕円のようにカーブしています。面白い形の作品ですが、作り方もとても面白いのですよ。


(アトリエパピエ75のレシピより)

まるでバッグのような形の作品。作品名は雑誌入れです。一般的なサイズの雑誌がスッポリ収まります。側面の部分は一見柔らかそうにも見えますが、これもカートン(厚紙)で作っているので硬くしっかりした作りです。

持ち手は差し込み錠で本体とつながっています。もちろん差し込み錠は開けることもできますよ。

内側はこんな感じです。おそらくこの形だけを見ても作り方は見当がつかないと思います。いわゆるカルトナージュの箱作りとは全く違う作り方なのです。この作品を初めて習ったときは「こんな作り方もできるのか!」とちょっと衝撃的でした。

雑誌入れという作品名なので雑誌を入れてみました。深さとマチが結構あるので雑誌以外の物も収納できますよ。編みかけの毛糸などを入れておいても良いですね。

小さなサイズも作ってみました。こちらはマンガや小説が入るくらいのサイズです。持ち手と縁取りにはスキバルを使用しました。

変わった形なので難しそうに見えますが、意外とすんなり作れますよ。もちろん簡単なわけではありませんが。新しい技術、新しい作品にチャレンジしてみたい時にぜひ作って欲しい作品です。