上級コースの作品、取っ手付きキューブボックスの記事の続き。今回は作るのに意外と手間のかかる中箱の説明です。

前回の記事
テクニック盛りだくさんの上級コースの作品♪取っ手付きキューブボックス

箱の内側の段差、これは中箱を乗せるためのものです。反対側にも同じように段差があり、これらの上に中箱を乗せるシステムなんですね。こんな段差だけで支えるのは不安定そうに見えますが、サイズさえ間違えなければキチンと中箱が乗りますよ。

ピッタリサイズの中箱を作るためには、まずは箱の内寸をしっかり測ります。内寸を測る時は1か所のみではなく、何か所か測ってみましょう。同じ面でも微妙にサイズが違うものです。
内寸のサイズが違う場合は、小さい方の数字に合わせると良いですよ。大きい方に合わせると中箱が入らなくなる可能性があります。

それでは、実際に中箱を作る時の作業工程を確認しましょう。
この中箱の場合...
箱の内寸を測る→内寸を参考に中箱のサイズを割り出す→サイズに合わせてカートンをカットする→仕切りを付ける位置に印を付ける→箱を組み立て、仕切りを付ける
...が大まかな手順になります。

作業工程を想像できるようになると、作業もだいぶ手早くなります。次はどうすれば良いのか?ということを考えながら作っていくと良いですよ。