トレー型のカルトナージュ作品です。トレーはカルトナージュでよく作られますが、この作品は普通のトレーとは一味違います。
この作品の一番の特徴はふちの曲線でしょうか。柔らかな曲線がエレガントな雰囲気です。カットするのは大変ですが、綺麗な形にカットできた時は嬉しいものです。
ふちのデザインによって受ける印象が変わってくるもの面白いところ。側面のふちが直線だったり、違うデザインの曲線だったりするとまた違う雰囲気になると思います。ふちの形を変えて作ってみるのも面白そうですね。
内側には動物柄の生地、外側には赤いウールペーパーを使いました。
このウールペーパー、ベルベットのように見えますが紙なのですよ。紙だけれど手触りと見た目は本物のベルベットのように柔らかいので、メガネケースやアクセサリーケースなど傷つきやすいものを収納する作品にはピッタリです。
内側にはキルト綿が使われています。
キルト綿というと蓋に使ったり、リングケースのクッションにしたりという使い方が一般的ですが、こんな風に作品の内側に使用することもできます。
キルト綿のふっくら感のおかげで、優しくて柔らかい印象になりますね。