無事に2回目の作品展を開催することができました。これも生徒さんやたくさんの方の協力があってこそです。本当にありがとうございました。今回の記事では作品展を開催した感想と、これからパピエコトンのアトリエで力を入れていきたいことを書いていきたいと思います。
作品展を開催して驚いたのが生徒さんのレベルの高さでした。普段レッスンで接している私が言うのもおかしな感じですが、本当にそう感じたのです。
カルトナージュを作るテクニックもそうですが、用途に合わせて形を考えたり、デザインをアレンジしたりして、作品を自分のものとして確立していました。
さらに今回はカルトナージュと他の手作りを組み合わせるというテーマで開催したのですが、組み合わせる手作りは多岐にわたりました。
刺繍が一番多かったのですが、刺繍と言ってもアイヌ刺繍あり、ビーズ刺繍あり、クロスステッチにアウトラインステッチに…各種刺繍が勢ぞろいしていました。他にも編み物やエコクラフト、お人形と合わせたり、ネイルチップと合わせたりと独創的な物も多く、意表を突くアイデアに思わずうなってしまうこともありました。
今回の作品展で生徒さんの確実な成長を感じられました。その生徒さんに負けないように、私自身やパピエコトンのアトリエもどんどん進化させていきたいと思っています。
アトリエでは今までと同様にカルトナージュのレッスンをしながら、後進を育てることにも力を入れていきたいです。
後進とは私の後進、つまりカルトナージュの講師を育てていきたいと考えています。
私一人の力はとても小さいものですが、私のアトリエに通ってくれているカルトナージュを愛する人たちが講師になって活躍することで大きな力になり、カルトナージュの輪がどんどん広がっていくのではないかと思うのです。
嬉しいことに生徒さんの中で将来講師になりたいという夢を持っている人が何人かいます。こんな素敵な夢を持っている生徒さんを私は全力でバックアップしていきます!カルトナージュの技術も、教え方も、講座運営についても、全て伝えていきたいです。通常のレッスンでも「技術と知識の出し惜しみはしない」をモットーにやっていますが、講師育成に関してもこの方針を貫いていこうと思っています。
講師育成、というのはアトリエをオープンした時からずっとやりたかったことでした。オープンから2年半以上が過ぎ生徒の皆さんも確実にレベルアップしてきて、今回の作品展でその成長の証を見せてくれました。パピエコトンから講師第一号が誕生するのもそう遠い話ではないかもしれませんね。