今回の記事からブログを本格的に更新していきます。記念すべき再開第一号の作品は、お家の必須アイテム、いくつあっても困らないカルトナージュの定番作品ティッシュボックスです。

ティッシュボックスといえば、カルトナージュをやっている方なら作ったことがない人はいないのでは?というくらいメジャーな作品ですね。私も今までに長方形のもの、六角形のもの、ポケットティッシュ用のコンパクトなもの…といくつ作ったかわからないくらい作りました。

今回ご紹介するのは、蓋にマグネットがついているキューブ型のティッシュボックスです。生地違いでふたつ作りましたので、比べながらご紹介していきます。

こちらはリバティのザッカリーという柄で作りました。雨に濡れた草花のような、しっとりとした色合いに惹かれて購入しました。

この柄を見ていると、雨上がりの空気の匂いや、子供の頃に早朝の公園で見た露に濡れたクローバーなどを思い出して優しい気持ちになります。こういう身近な自然の美しさが表現されている生地っていいですよね。

打って変わってこちらは瓶や食器などがたくさん並んでいるカラフル可愛いカントリー風の生地で作りました。こういうキッチンっていくつになっても憧れてしまいます。もちろんこのティッシュボックスはキッチンで使う用です。使う場所に合わせて柄を選ぶのも楽しいですよね。

それでは、実際にティッシュを入れてみましょう。

箱はキューブ型になっていて、横幅・高さ・奥行きがすべて同じ大きさになっています。スーパーやドラッグストアで売られているいわゆる普通のボックスティッシュでしたら、二つ折りにしてすっぼり収まります。キッチンや洗面所、リモートワーク用のデスクの上などどこでも邪魔にならずに使いやすいコンパクトなサイズ感です。

ティッシュを取り出すとこんな感じです。こちらは内側もスキバルを使いました。

スキバルの良い所は革のような見た目で高級感があるところと、表面がツルツルしているのでウェットティッシュ等でサッと拭けることですね。衛生的に使えます。ただし、あまり強くこすると色落ちしてしまうので注意が必要です。

こちらの内側は素朴なカントリードールと英字のプリントが可愛いカントリー柄の生地を使いました。このように柄と柄の組み合わせを楽しめるのは布ならでは。作る人の個性が出やすく、色合いやテイストなどお好みの作品に仕上げることができます。

個人的に布で作った方が、箱を開けた時に気分が上がります。「いやん、可愛い♡」と声がでちゃうことも(笑)
スキバルも素敵だし何と言っても実用的です。目指す雰囲気や用途に合わせて選ぶといいのではないでしょうか。

 

次回は今回書ききれなかった蓋とマグネットについて書きたいと思います。特にリバティで作った作品の蓋のデザインが何となく謎だと思うのですが…。

なぜこの形にしたのか、曲線のデザインをするときに私がよく使う道具などをご紹介する予定です。