Facebookページの方では様子を簡単にご報告していましたが、今月の3日まで開催されていた、アトリエパピエ75の作品展が終了しました。その作品展に展示された作品を紹介します♪

タイトルは「自由に使える小物入れ」です。「自由に使える」とはどういうことなのでしょうか。写真とともに解説していきたいと思います。

円を4分の1にした形の、小さな箱です。え?これだけ?なんだかさみしい感じですねぇ...。いえいえ、もちろんこれだけではありませんし、さみしくもないのですよ。この箱には仲間がいっぱいいるのです。

さあ、仲間が集合しました。同じ形の箱が4つ集まって皆で仲良く円形になり、楽しそうな雰囲気になりましたね。
そうなんです、この作品はこの4つの箱で1つの作品になっているのです。全ての箱が同じ大きさで、同じように引き出しがついています。

この作品はこれで終わりなわけではありませんよ。この円形の置き方がパターン1です。ここから色々な形に展開していきます。

これがパターン2です。箱を2つ横に並べ、縦に2つ重ねました。引出しを開けても箱同士がずれないように、箱の上部と下部にマグネットが埋め込まれています。
生地とスキバルも違いを楽しめるようにそれぞれ変えてみました。キッチンがテーマの作品展だったので、生地は全てキッチンにちなんだ柄になっています。

このパターン2の置き方は作品の背中側が平らになりますので、壁にそって置くことができます。
この4つの箱たちはとっても有能なんです。まだまだパターンを展開していきますよ~。

これがパターン3です。2つ縦に重ねた箱を分けて使います。棚などの角におさまる形です。キッチンの棚の上下に分けて置いたり、左右の角に合わせて置いたりすることができます。
こんな風に分けて使えるのも、4つ1組の作品ならではですね。

これがパターン4。このように全ての箱を縦に重ねて置くこともできます。一番場所をとらない形です。高さはありますがね...。
先程も書いたようにマグネットが埋め込まれていますので引出しを開け閉めしても箱がずれることはありません。こうして見るとまるで小さなタワーみたいですよね。ひとつひとつは小さな箱でも、4つ重なると迫力が出ます。

いかがでしたか?スペースが限られているキッチンで、便利に使える小物入れを作りたいと思い、考えた作品です。置く場所に合わせて「自由に」形を変えて「使える」、「小物入れ」なのでした。